全体のミックスから耳でギターカバーを習得するのは時間がかかります。ギターがドラム、ベース、ボーカルに埋もれているからです。ギターのステムを分離して短い区間をループすれば状況は一変します。正確な音を聴き、難しい小節を何十回も繰り返し、音程を変えずにテンポを落とせます。本記事では、難しいリフを筋肉の記憶に変える練習ワークフローを整理します。
ギターのステムを分離する
曲を分離してギターだけをソロで再生し、すべての音をはっきり聴きましょう。ミックスからギターを抜き出すと、当て推量がなくなります。ボーカルやドラムの下からパートを必死に拾い出す代わりに、運指やチョーキング、ミュートを直接聴けます。
崩れる小節だけをループする
演奏が崩れる1〜2小節を特定し、その部分だけをループします。数分で50回弾ける2小節のループは、曲全体を一度弾くよりはるかに多くを手に教えてくれます。難しい小節がきれいになってから、ループ区間を外側へ広げましょう。
速度を落とし、また上げていく
ミスなくきれいに弾けるまでテンポを下げ、それから少しずつ段階的に上げていきます。速く雑に練習すると、ミスを覚えてしまうだけです。ゆっくり正確に弾いて徐々に速度を上げることが、リフを本来の速度で安定させる方法です。
同期タブを追う
音声に合わせて流れるタブを読むと、聴くことと弾くことがつながります。次の音を探し回る代わりに先読みするようになり、まさにその瞬間こそ、パートが「読む」から「覚えて弾く」へと変わるところです。